助六くんカレンダーが完成
和のコンシェルジュ新日屋のキャラクター「助六くん」のカレンダーが完成しました。写真家の近藤喜男さんにご協力頂きまして、手作りです。このカレンダーをデスクに置いて、楽しい日々を過ごせたらいいですね。

料金は1200円になります。是非お求めください。 投稿 H.Y
和のコンシェルジュ新日屋のキャラクター「助六くん」のカレンダーが完成しました。写真家の近藤喜男さんにご協力頂きまして、手作りです。このカレンダーをデスクに置いて、楽しい日々を過ごせたらいいですね。

料金は1200円になります。是非お求めください。 投稿 H.Y
先日母校でデザインを教える機会があり、駅前から銀杏並木に迎えられ、銀杏を形どったロゴを作ってくれた学生さんもいたり、と銀杏の美しさに改めて魅せられました。
大きく末広がりに開いた葉、そこからきゅーっと葉柄に絞られて行く感じ。
冬に向って周りがどんどん無彩色になっていく中で、一際目立ち、一際明るく華やぐ黄色。


銀杏と言えば角切銀杏が定紋の故中村勘三郎丈。
華やかで明るく、ぱぁーっと輝いているかと思えばきゅーっと締める所は締める。舞台のエネルギーはすごいものがありました。そんな勘三郎丈の訃報には悲しいやら、未だに信じられない気持ちで一杯です。
銀杏のロゴを作ってくれたタイ人の学生さんは「銀杏には末広がりの意味もある」と話したらとても喜んでくれました。
中村屋さんも大きな大きな存在が亡くなりましたが、勘九郎丈、七之助丈を筆頭にこれから皆さん益々ご活躍して歌舞伎界を引っ張って行って欲しいと期待しています。

(↑中村屋親子のイメージ?)
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
投稿:d.T
12月8日(土)、会場は柳橋の亀清楼で日本橋芳町芸者の着付けを学ぶ企画を帯研究家で知られる笹島寿美先生に頼まれてプロデュースしました。笹島先生が夏に恩師である芳町見番のつねさんに43年ぶりに再会し、恩師の着付けを自分自身で体感してみたいという話からスタートしてこの日を迎えるために芳町芸者の久松さん、八重さん、そして笹島先生の恩師、芳町見番のつねさん、さらには日本髪に鬘合わせには小林美容室などと打ち合わせをしてきました。
おかげさまで当日は晴れ、絶好のきもの日和になりました。今回の企画のお客様は笹島先生の着付教室での生徒さんです。実際に笹島先生が芸者の恰好になって芸者の着付けを学ばせるとは全く知らず、登場もサプライズでした。普段はみることのない芸者の着付けを先生とともに学ぶ。とても本質的で、楽しい会になりました。
笹島先生の常に勉強熱心な姿勢、お客様を喜ばせるサービス精神には本当に驚かされます。新日屋では本当に多くの素敵な先生との時間を過ごせますが、そこで感じますのは人は生涯、勉強していかないという謙虚な姿勢です。
投稿 H.Y
月餅といえば、香港向け月餅のパッケージデザインに悩まされている私、d.Tです。
先日日本橋高島屋で開催されていた加賀赤絵展に行ったんですが、なんて緻密で且つ豪華なこと!
こんなのでお茶してみたい!

空間が多い日本の美術も絶妙のバランスをとるのが大変と思いますが、このように柄でびっしり!というのも、見ていて心地いいバランスをとるのは至難の技だと思います。
中国明代の万歴赤絵の写しを作らせたことが起源らしく、絵柄も中国の仙人のような人や童がいるのも多かったです。なのに、中国っぽいというよりジャパン!な感じがするのはどうしてなんでしょう?
間なんでしょうか?色の組み合わせなんでしょうか??
そういえば先日「三国妖狐物語」という長唄を聴きました。インド、中国、日本と世界を股にかけた超大作なんですが、それぞれの国の特徴が明確なんですよね〜
何をどうすれば日本っぽいのか、或は中国っぽいのか。
それが分かれば月餅パッケージがすぐできるはず!!
ちなみに、この赤絵展、最終日に行ったので既に終わってしまっていますが、石川県の九谷陶芸村を訪ねてみるのはいかがでしょうか。
http://www.kutaniyaki.or.jp/
投稿:d.T
ここのところ、朝起きるのが、少し辛くなってきましたね。



葛西聖司の江戸遊学、講座の冒頭は葛西さんおすすめの芝居の名セリフの紹介コーナーです。今回は、先日お亡くなりになった女優の森光子さんの代表作「放浪記」から。なかなか売れずに苦労を重ねた作家の林芙美子の人生に、40歳まで脇役ばかりだった森光子さんの人生が重なる舞台です。
ラストシーンで、ようやく成功したにもかかわらず、疲れ果てて書斎でうたた寝をする芙美子に、文士仲間が言ったセリフ、「お芙美、あんた、ちっとも幸せじゃないんだね」。じつは、初演の台本には「あんた不幸だね」と書かれているそうです。言っていることは同じですが、印象はまったくちがいますね。2000回もの公演とでんぐり返しが有名ですが、味わうべきはそこだけではありません。
何度も読んだり聞いたりしているセリフも、葛西さんから聞くとまた新しい発見と感動があります。もう、森光子さんのライブの舞台は見られませんが、ご冥福を祈りつつ原作を読んでみてはいかがでしょうか。

投稿:塚本

浅草酉の市に行ってきました。創業8年目にしてはじめての熊手です!人の多さに驚きつつ、寒空のなか40分ほど並んでようやくお参りをすませました。境内には12月の江戸遊学にゲストでお越しいただく江戸文字書家の橘右之吉さんの提灯も並んでいます。
次は熊手屋さんへ。たくさんあるお店のどこがいいのか迷いながら、老舗のよし田さんへ行ってみました。おなじみの芸人さんの売約済みの札があちこちに。芸能にご縁がありそうだし、ここのお店にしようと決めて、ふと見ると、そこに右之吉さんが!その場で名前を入れていただけるのでした。本物は江戸遊学でお見せしますのでお楽しみに。
小さい熊手からはじめて、毎年少しずつ大きいのに替えていくのだそうです。末永く新日屋が続いて、大きな大きな熊手になりますように!江戸遊学もお待ちしております。
投稿:塚本
七五三、いいですね。すくすく育っているお子様達と、見守りつつ喜ぶ親御さんの姿がなんとも微笑ましいです。
11月、もう一つおめでたい行事といえば、歌舞伎好きな私にとっては吉例顔見世大歌舞伎!
京都ほど風物詩的な行事ではないにしても、豪華顔ぶれにはワクワクします。
色とりどりな歌舞伎の世界。今回は特に女形の紫の色が気になりました。
こちらの色見本と照らし合わせてみます:http://www.colordic.org/w/
まずは双蝶々曲輪日記の遊女、藤屋都(時蔵丈)。


敵をだましてその小指を切り落とすほど気丈で、機転が利く。そんな都の打ち掛けは青みの強い濃い紫。
その妹分の吾妻(梅枝丈)はもう少し色っぽいです:


若々しくて、守りたくなるような色ですね。
都も、引窓の場面では甲斐甲斐しい女房、お早になります。


色気を残しつつも、田舎に引っ込んで、夫より一歩下がった存在になっている感じがする色ですね。
さて、夜の部はどうでしょう。
熊谷陣屋の二人の女性も紫を着ています。まずは熊谷直実の妻、相模。


武家の女房として、しっかりとした紫の小袖を着ています。赤めでもない、青めでもない、本紫でしょうか。
より高貴な藤の方は、


皇統をひく平敦盛の母だけに、より公家風??な京紫でしょうか。
赤っぽい、少しくすんだ紫でも、お早の暗紅色とはまたひと味違いますね。
どうでしょう。同じ紫でも微妙に、しかしこんなに違って、性格が出るんですね。
風情のある日本の伝統色の名前。いつも勝手に想像しているので、実際衣装に使われている色名は恐らく違うと思います。ご存知の方、教えてください!
ちなみに今回のお目当ての仁左衛門丈は体調不良により休演でした(涙)
病気中の歌舞伎役者の皆様のご快復を祈りつつ、歌舞伎座の開場には豪華に皆様勢揃いして欲しいと願っています。
投稿:d.T
読書の秋。長い通勤時間、着物本を読んでは優雅な気分に浸っています。
最近読んだのが近藤富枝著「きもの名人」。
作家だけに文章もぱりっとしていて読み応えがあり、きもの暦90年の経験と愛情の深さが感じられるいい本でした。
著書は紫がお好きだということでどんな紫かなぁと想いを巡らせて本を閉じようとしたら、そこにヒントがありました:

しおりが綺麗〜な藤色なんです♪
おお、この色かしらんと浸りながら本を置こうと思ったら、

見返しがまた綺麗なウコン色なんですね。藤色との相性もいいなぁ〜と背表紙を見ると、
丁度同じ配色のお着物と帯締めの著者の姿が!
一気に著者の着姿を現実的に感じられた瞬間でした。
そんなこんなで、最近装丁が楽しい単行本贔屓になっています♪
日本の装丁は紙の材質、色、題字やイラスト、印刷方法などなど色々凝ったりサプライズを盛り込んだり、本当に素晴らしくて、絶対に世界一だと思っています。この凝り方、相手を楽しませようとする心も昔からの伝統でしょうね。
投稿:d.T