和のコンシェルジュ新日屋のキャラクター「助六くん」のカレンダーが完成しました。写真家の近藤喜男さんにご協力頂きまして、手作りです。このカレンダーをデスクに置いて、楽しい日々を過ごせたらいいですね。

料金は1200円になります。是非お求めください。                                                                           投稿 H.Y

カテゴリー:お知らせ

2012/12/10

銀杏

先日母校でデザインを教える機会があり、駅前から銀杏並木に迎えられ、銀杏を形どったロゴを作ってくれた学生さんもいたり、と銀杏の美しさに改めて魅せられました。

大きく末広がりに開いた葉、そこからきゅーっと葉柄に絞られて行く感じ。

冬に向って周りがどんどん無彩色になっていく中で、一際目立ち、一際明るく華やぐ黄色。

銀杏と言えば角切銀杏が定紋の故中村勘三郎丈。

華やかで明るく、ぱぁーっと輝いているかと思えばきゅーっと締める所は締める。舞台のエネルギーはすごいものがありました。そんな勘三郎丈の訃報には悲しいやら、未だに信じられない気持ちで一杯です。

銀杏のロゴを作ってくれたタイ人の学生さんは「銀杏には末広がりの意味もある」と話したらとても喜んでくれました。

中村屋さんも大きな大きな存在が亡くなりましたが、勘九郎丈、七之助丈を筆頭にこれから皆さん益々ご活躍して歌舞伎界を引っ張って行って欲しいと期待しています。

(↑中村屋親子のイメージ?)

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

投稿:d.T

カテゴリー:日々の出来事

12月8日(土)、会場は柳橋の亀清楼で日本橋芳町芸者の着付けを学ぶ企画を帯研究家で知られる笹島寿美先生に頼まれてプロデュースしました。笹島先生が夏に恩師である芳町見番のつねさんに43年ぶりに再会し、恩師の着付けを自分自身で体感してみたいという話からスタートしてこの日を迎えるために芳町芸者の久松さん、八重さん、そして笹島先生の恩師、芳町見番のつねさん、さらには日本髪に鬘合わせには小林美容室などと打ち合わせをしてきました。

おかげさまで当日は晴れ、絶好のきもの日和になりました。今回の企画のお客様は笹島先生の着付教室での生徒さんです。実際に笹島先生が芸者の恰好になって芸者の着付けを学ばせるとは全く知らず、登場もサプライズでした。普段はみることのない芸者の着付けを先生とともに学ぶ。とても本質的で、楽しい会になりました。

笹島先生の常に勉強熱心な姿勢、お客様を喜ばせるサービス精神には本当に驚かされます。新日屋では本当に多くの素敵な先生との時間を過ごせますが、そこで感じますのは人は生涯、勉強していかないという謙虚な姿勢です。

                                                                                                                                                    投稿 H.Y

カテゴリー:イベントレポート

2012/12/01

加賀赤絵

月餅といえば、香港向け月餅のパッケージデザインに悩まされている私、d.Tです。

先日日本橋高島屋で開催されていた加賀赤絵展に行ったんですが、なんて緻密で且つ豪華なこと!

こんなのでお茶してみたい!

空間が多い日本の美術も絶妙のバランスをとるのが大変と思いますが、このように柄でびっしり!というのも、見ていて心地いいバランスをとるのは至難の技だと思います。

中国明代の万歴赤絵の写しを作らせたことが起源らしく、絵柄も中国の仙人のような人や童がいるのも多かったです。なのに、中国っぽいというよりジャパン!な感じがするのはどうしてなんでしょう?

間なんでしょうか?色の組み合わせなんでしょうか??

そういえば先日「三国妖狐物語」という長唄を聴きました。インド、中国、日本と世界を股にかけた超大作なんですが、それぞれの国の特徴が明確なんですよね〜

何をどうすれば日本っぽいのか、或は中国っぽいのか。

それが分かれば月餅パッケージがすぐできるはず!!

ちなみに、この赤絵展、最終日に行ったので既に終わってしまっていますが、石川県の九谷陶芸村を訪ねてみるのはいかがでしょうか。

http://www.kutaniyaki.or.jp/

投稿:d.T

 

カテゴリー:イベントレポート

ここのところ、朝起きるのが、少し辛くなってきましたね。

季節は秋から冬へ・・・。都心の銀杏もだいぶ色づいてきました。
澄み切った青空に輝くような黄色の銀杏の葉の綺麗なこと!
そして、秋はお月様も綺麗ですね。
中秋の名月はとうに終わってしまったけれど、
毎月巡りくる「満月の夜」が本当に楽しみです。
 
季節・四季があるって素晴らしい。
私たち日本人はこの季節のうつろいがあるからこそ、衣・食・住に工夫を凝らし、
五感で楽しむ、ということが自然に身についてきた・・・そんな気がします。
 
先日は人生の通過儀礼の一つである「七五三」のお祝いにぴったりのお菓子の話をしました。
今回は、身内や自分がお祝いをいただいたときのお話しを少し。
たいてい、いただいたお祝いのお礼(お返し)の場合、熨斗には「内祝」と書きます。
(たとえば、赤ちゃんが生まれたときのお祝い返しに「内祝」と熨斗をつけますよね)
 
 
 
このように 内祝いとは慶事に貰ったお祝いへの返礼品であるという考え方が現代では一般的になっています。
が、内祝いの本来の意味は、決して「お返し」ではないのです。
 内祝いとは文字通り、内(自分のところ)のお祝い、という意味で我が家におめでたい事があったから、
その喜びの気持ちを祝い品という形に変えて皆様にもお分けし、一緒に喜び祝ってもらおう・・・というのが本来の意味なのだそうです。
ですから、お祝いをいただく前に「内祝い」としてお贈りするのが本来の形。
 
ちょっとした内祝いにお配りする、もしくはお祝いをくださった相手に負担をかけず、
でも感謝の気持ちは伝えたい。
そんな時に便利でちょこっと気の利いたお菓子があります!
 
 
 
とっても小さい小さい「感謝の気持ち」
これ、特別注文の月餅なんです。
私はこの二個入りがお気に入り。
内(自分のところ)のお祝の時には「内祝」「感謝」の文字を入れてもらいます。
 
サイズはこんなに小さい!!隣に文庫本をおいてみました。
 
 
本当に一口サイズ。
中の餡は、まろやかな深みのある中華風小豆あん。
すっきりとした甘さで食べやすいのです。
 
こちらでは、用途に合わせて「祝」「寿」「長寿」などのデザインの焼月餅も作ってくれます。
中の餡も四季折々のものがあったり・・・
美味しい緑茶や中国茶をそえてお贈りするのも楽しいですね。 
 
月餅は中国では、おめでたいお菓子のひとつで、旧暦の8月15日の中秋節の時、
家族や親しい友人が集まり、月を愛でて一家円満を願い、この菓子を食べる風習があります。
現在は、中秋節が近づく頃、親しい人やお世話になっている人にこれを贈ることが多いそうです。
 
中秋の名月ではないけれど・・・ここは日本だし♪
こんなに風に「お祝い菓子」に「喜びの気持ち」を表してもらえるなんて粋ですよね!
 
円果天(えんかてん)
【新宿中村屋】 http://www.nakamuraya.co.jp/products/enkaten.html
がお問い合わせ先です。
投稿:N
カテゴリー:イベントレポート

葛西聖司の江戸遊学、講座の冒頭は葛西さんおすすめの芝居の名セリフの紹介コーナーです。今回は、先日お亡くなりになった女優の森光子さんの代表作「放浪記」から。なかなか売れずに苦労を重ねた作家の林芙美子の人生に、40歳まで脇役ばかりだった森光子さんの人生が重なる舞台です。

ラストシーンで、ようやく成功したにもかかわらず、疲れ果てて書斎でうたた寝をする芙美子に、文士仲間が言ったセリフ、「お芙美、あんた、ちっとも幸せじゃないんだね」。じつは、初演の台本には「あんた不幸だね」と書かれているそうです。言っていることは同じですが、印象はまったくちがいますね。2000回もの公演とでんぐり返しが有名ですが、味わうべきはそこだけではありません。

何度も読んだり聞いたりしているセリフも、葛西さんから聞くとまた新しい発見と感動があります。もう、森光子さんのライブの舞台は見られませんが、ご冥福を祈りつつ原作を読んでみてはいかがでしょうか。

投稿:塚本

カテゴリー:イベントレポート

 

浅草酉の市に行ってきました。創業8年目にしてはじめての熊手です!人の多さに驚きつつ、寒空のなか40分ほど並んでようやくお参りをすませました。境内には12月の江戸遊学にゲストでお越しいただく江戸文字書家の橘右之吉さんの提灯も並んでいます。

次は熊手屋さんへ。たくさんあるお店のどこがいいのか迷いながら、老舗のよし田さんへ行ってみました。おなじみの芸人さんの売約済みの札があちこちに。芸能にご縁がありそうだし、ここのお店にしようと決めて、ふと見ると、そこに右之吉さんが!その場で名前を入れていただけるのでした。本物は江戸遊学でお見せしますのでお楽しみに。

小さい熊手からはじめて、毎年少しずつ大きいのに替えていくのだそうです。末永く新日屋が続いて、大きな大きな熊手になりますように!江戸遊学もお待ちしております。

投稿:塚本

カテゴリー:日々の出来事

2012/11/22

七五三、いいですね。すくすく育っているお子様達と、見守りつつ喜ぶ親御さんの姿がなんとも微笑ましいです。

11月、もう一つおめでたい行事といえば、歌舞伎好きな私にとっては吉例顔見世大歌舞伎!

京都ほど風物詩的な行事ではないにしても、豪華顔ぶれにはワクワクします。

色とりどりな歌舞伎の世界。今回は特に女形の紫の色が気になりました。

こちらの色見本と照らし合わせてみます:http://www.colordic.org/w/

まずは双蝶々曲輪日記の遊女、藤屋都(時蔵丈)。

敵をだましてその小指を切り落とすほど気丈で、機転が利く。そんな都の打ち掛けは青みの強い濃い紫。

その妹分の吾妻(梅枝丈)はもう少し色っぽいです:

若々しくて、守りたくなるような色ですね。

都も、引窓の場面では甲斐甲斐しい女房、お早になります。

色気を残しつつも、田舎に引っ込んで、夫より一歩下がった存在になっている感じがする色ですね。

さて、夜の部はどうでしょう。

熊谷陣屋の二人の女性も紫を着ています。まずは熊谷直実の妻、相模。

武家の女房として、しっかりとした紫の小袖を着ています。赤めでもない、青めでもない、本紫でしょうか。

より高貴な藤の方は、

皇統をひく平敦盛の母だけに、より公家風??な京紫でしょうか。

赤っぽい、少しくすんだ紫でも、お早の暗紅色とはまたひと味違いますね。

どうでしょう。同じ紫でも微妙に、しかしこんなに違って、性格が出るんですね。

風情のある日本の伝統色の名前。いつも勝手に想像しているので、実際衣装に使われている色名は恐らく違うと思います。ご存知の方、教えてください!

ちなみに今回のお目当ての仁左衛門丈は体調不良により休演でした(涙)

病気中の歌舞伎役者の皆様のご快復を祈りつつ、歌舞伎座の開場には豪華に皆様勢揃いして欲しいと願っています。

投稿:d.T

 

カテゴリー:日々の出来事

はじめまして、日本のこと、和のこと、、が大好きな食文化研究家のNです。
まだまだ勉強中、研究中で僭越ですが、
季節の行事や食の視点から、和のコト・モノについてご紹介、お話しできたらと思って参加させていただきます。
よろしくお願いいたします。
 
日本には年中行事といわれる、四季折々の行事があります。
11月は何の行事だったでしょう?まもなく11月15日。そう「七五三」です。
この時期、和菓子屋さんの店頭には、お祝いのお菓子や千歳あめが並んでいます。
丸くて細長い千歳あめの入った袋の絵柄は、おめでたいもので、鶴・亀なんかが多いですね。

「銀座 あけぼの」さんは、犬張子の絵柄でかわいらしかったです。
あめは紅白のものが、お祝いの歳の数だけ入っています。
お祝いにはやはり【紅白】なんですね。
そして、丸くて細長いあめ。
長いあめには、子供たちの末永い健康と幸せを願う意味があるとか。
 
このように普段、何気なく目にしているもの、食しているものに意味があることがわかると、
デパ地下めぐりやお菓子屋さん巡りはさらに楽しくなります♪
さて、七五三のお祝いにちょっとかわいいお菓子を贈るとき・・
私のおすすめは「鈴もなか」です。
いろいろな和菓子屋さんが、鈴カステラ、鈴最中などを出していますが、
やはり一押しは、御菓子処 八洲(やしま)の「鈴もなか」
 
  
 
かわいいでしょう!!この鈴もなかに通してある紅白のひもは、職人さんが
1本、1本、心を込めて通すそうです。
 
なぜ「鈴もなか」がおすすめか・・・
七五三のお祝いの時には、成長を祝って神社にお詣りに行きますよね。
晴れ着をきて、ちょっと緊張しながら、お賽銭をいれて、、、
そして拝殿前の天井近くにある大きな鈴を鳴らします。
鈴を鳴らすことで、神様に「元気に成長しています。これからもよろしくおねがいします」と
ご挨拶をすることになるのです。
また、鈴の音には「邪なるものを祓う力」もあるといわれています。
ですから、まさに七五三のお祝いにはぴったり。
「これからの成長に神様のご加護がありますように」の気持ちも込めて贈る「鈴もなか」
 
最近、この「鈴もなか」に7つのお味(もちろん鈴の色も7色!)が仲間入り。こちらもかわいい♪ 
ちょっとした贈り物にも、そこに込めた思いや願いをさりげなく添えられたら、、、
そんな風に思います。
 
御菓子処 八洲(やしま)
東京都世田谷区等々力3-10-5
カテゴリー:日々の出来事

2012/11/12

単行本贔屓

読書の秋。長い通勤時間、着物本を読んでは優雅な気分に浸っています。

最近読んだのが近藤富枝著「きもの名人」。

作家だけに文章もぱりっとしていて読み応えがあり、きもの暦90年の経験と愛情の深さが感じられるいい本でした。

著書は紫がお好きだということでどんな紫かなぁと想いを巡らせて本を閉じようとしたら、そこにヒントがありました:

しおりが綺麗〜な藤色なんです♪

おお、この色かしらんと浸りながら本を置こうと思ったら、

見返しがまた綺麗なウコン色なんですね。藤色との相性もいいなぁ〜と背表紙を見ると、

丁度同じ配色のお着物と帯締めの著者の姿が!

一気に著者の着姿を現実的に感じられた瞬間でした。

そんなこんなで、最近装丁が楽しい単行本贔屓になっています♪

日本の装丁は紙の材質、色、題字やイラスト、印刷方法などなど色々凝ったりサプライズを盛り込んだり、本当に素晴らしくて、絶対に世界一だと思っています。この凝り方、相手を楽しませようとする心も昔からの伝統でしょうね。

投稿:d.T

 

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