2012/12/01
加賀赤絵
月餅といえば、香港向け月餅のパッケージデザインに悩まされている私、d.Tです。
先日日本橋高島屋で開催されていた加賀赤絵展に行ったんですが、なんて緻密で且つ豪華なこと!
こんなのでお茶してみたい!
空間が多い日本の美術も絶妙のバランスをとるのが大変と思いますが、このように柄でびっしり!というのも、見ていて心地いいバランスをとるのは至難の技だと思います。
中国明代の万歴赤絵の写しを作らせたことが起源らしく、絵柄も中国の仙人のような人や童がいるのも多かったです。なのに、中国っぽいというよりジャパン!な感じがするのはどうしてなんでしょう?
間なんでしょうか?色の組み合わせなんでしょうか??
そういえば先日「三国妖狐物語」という長唄を聴きました。インド、中国、日本と世界を股にかけた超大作なんですが、それぞれの国の特徴が明確なんですよね〜
何をどうすれば日本っぽいのか、或は中国っぽいのか。
それが分かれば月餅パッケージがすぐできるはず!!
ちなみに、この赤絵展、最終日に行ったので既に終わってしまっていますが、石川県の九谷陶芸村を訪ねてみるのはいかがでしょうか。
http://www.kutaniyaki.or.jp/
投稿:d.T
カテゴリー:イベントレポート