はじめまして、日本のこと、和のこと、、が大好きな食文化研究家のNです。
まだまだ勉強中、研究中で僭越ですが、
季節の行事や食の視点から、和のコト・モノについてご紹介、お話しできたらと思って参加させていただきます。
よろしくお願いいたします。
 
日本には年中行事といわれる、四季折々の行事があります。
11月は何の行事だったでしょう?まもなく11月15日。そう「七五三」です。
この時期、和菓子屋さんの店頭には、お祝いのお菓子や千歳あめが並んでいます。
丸くて細長い千歳あめの入った袋の絵柄は、おめでたいもので、鶴・亀なんかが多いですね。

「銀座 あけぼの」さんは、犬張子の絵柄でかわいらしかったです。
あめは紅白のものが、お祝いの歳の数だけ入っています。
お祝いにはやはり【紅白】なんですね。
そして、丸くて細長いあめ。
長いあめには、子供たちの末永い健康と幸せを願う意味があるとか。
 
このように普段、何気なく目にしているもの、食しているものに意味があることがわかると、
デパ地下めぐりやお菓子屋さん巡りはさらに楽しくなります♪
さて、七五三のお祝いにちょっとかわいいお菓子を贈るとき・・
私のおすすめは「鈴もなか」です。
いろいろな和菓子屋さんが、鈴カステラ、鈴最中などを出していますが、
やはり一押しは、御菓子処 八洲(やしま)の「鈴もなか」
 
  
 
かわいいでしょう!!この鈴もなかに通してある紅白のひもは、職人さんが
1本、1本、心を込めて通すそうです。
 
なぜ「鈴もなか」がおすすめか・・・
七五三のお祝いの時には、成長を祝って神社にお詣りに行きますよね。
晴れ着をきて、ちょっと緊張しながら、お賽銭をいれて、、、
そして拝殿前の天井近くにある大きな鈴を鳴らします。
鈴を鳴らすことで、神様に「元気に成長しています。これからもよろしくおねがいします」と
ご挨拶をすることになるのです。
また、鈴の音には「邪なるものを祓う力」もあるといわれています。
ですから、まさに七五三のお祝いにはぴったり。
「これからの成長に神様のご加護がありますように」の気持ちも込めて贈る「鈴もなか」
 
最近、この「鈴もなか」に7つのお味(もちろん鈴の色も7色!)が仲間入り。こちらもかわいい♪ 
ちょっとした贈り物にも、そこに込めた思いや願いをさりげなく添えられたら、、、
そんな風に思います。
 
御菓子処 八洲(やしま)
東京都世田谷区等々力3-10-5
カテゴリー:日々の出来事