2012/09/25

和なデザイン

はじめまして、着物、歌舞伎、邦楽、和食、工芸...和物が大好きなデザイナーのTです。
まだまだ勉強中で僭越ですが、デザインの視点か和物についてご紹介、お話できたらと思ってブログに参加させていただきます。よろしくお願いします!

さて、まずは私が専門のパッケージのお話です。
デパ地下に行くと食べ物はもちろん、パッケージも見ていてワクワクするものが多いですよね。
中でも個人的に大好き♪なのが、銀座あけぼの「それぞれ」です。

ご存知の方も多いと思いますが、まず見た目がかわいいですよね!
6種類の小袋があり、よく見ると「一点文」「二結文」「三果文」「五鯉躍文」「六瓢箪文」「七宝文」と、数字にまつわる日本古来の文様が、きれいなパステルカラーとメタリックで...いや、女郎花、藤色、鴇色、水浅葱、淡萌黄、鬱金色に雲母刷りと言ったほうがいいでしょうか。

そして袋を開けてみると...それぞれの数字にちなんだおかきが入っているんですよね~
まるで蒔絵箱や、棗などの外と中の模様が繋がっている時のような嬉しさを感じませんか??
食べるのがもったいないような、食べて幸せになるような、五感に訴える商品とパッケージです。

カテゴリー:イベントレポート