今日は神田の家で江戸手妻。まだまだ日差しが強く、蚊もでますが、室礼はすっかり秋・お月見になっておりました。

手妻の演目は、まずは「金魚釣り」。釣り竿をかついだ師匠が入ってくるだけで、どこか江戸を感じさせます。その後は、「サムタイ」「お椀と玉」「若狭通いの水」と続いて、最後が「蝶のたはむれ」です。紙の蝶を扇子であおいで飛ばし、蝶の一生を語る手妻。至近距離で見ると繊細なのに大迫力で、感動で涙するお客さまも!演目は毎回変わりますので何度でも楽しめます。

そして、弟子の小林大さんによる「金輪の曲」の合間に、師匠は着替えをして余興タイム!なんと手妻のためにお稽古している、日本舞踊や長唄などをちょっとだけ披露してくれます。師匠のサービス精神には本当に頭がさがります・・・

今回で10回目のお客さまや、四国からご参加いただいたお客さま、海外のお客さまも。皆さまありがとうございました。またお待ちしております。

いつも帰りにお参りしている神田明神。将門様が見守ってくださるので心強いのです。

投稿:塚本

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