2013/12/02
お宝発見
近所の古本屋さんで『名作歌舞伎全集』を見つけました。
昭和43年より東京創元社出版の歌舞伎脚本全集、全25巻のうち11巻〜16巻です。
それぞれ演目事に監修者(郡司正勝・山本二郎・戸板康二・利倉幸一・河竹登志夫)による解説はじめ、
昭和の舞台写真や、演目によっては役者番付あり、
場面毎に書き割りあり
と、どんな舞台があったのか、いろんな角度から楽しめる貴重な本です。
創刊時には木下順二や三島由紀夫が推薦文を寄稿、装丁も青山二郎、と当時の文化人達の総結集、いかに歌舞伎が愛されていたか分かる気がします。
さて、写真の演目は黙阿弥の『加賀鳶』。
新日屋では渡辺保先生の歌舞伎講座、黙阿弥特集で12月21日(土)に取り上げられます。
歌舞伎をより深く理解できる保先生の講座は毎回大人気。皆様どうぞお早めにお申し込みくださいませ。
投稿:dT
カテゴリー:日々の出来事