ソーメンカボチャ(イトウリ) ウリ科

夏に因んだおもしろいカボチャを紹介します。その名もソーメンカボチャ!!果肉がおもしろい!!

別名 糸瓜・金糸瓜・糸南瓜

 カボチャの一種でペポカボチャの仲間です。糸南瓜ともよばれ、古くから食用としています。長楕円形の黄色が多いが中には赤味をおびたものもあります。果肉が繊維状なので輪切りにしてゆでるとそうめん状にズルズルととり出せます。ソーメンカボチャといわれる名前はそこからついたようです。買い求めたら半分に輪切りにしてみて下さい。中の果肉が糸状にグルグルまわっているようです。もちろん種は入っています。輪切りにしてゆでると中味の黄色がきれいに色づき、ゆで上げ、冷ましてから種の部分をとり出し、その後、糸状のものをとり出してみるとおもしろいようにほぐれて糸のように出てきます。

 

保存期間は長く、これから秋~冬~越冬するまで貯蔵できます。 保存方法は涼しい場所に置き、時々、置き方の向きをかえてやります。上、下、左、右にかえると持ちがよいです。ウリ類は中の水分が下方に溜まりやすく、いつも同じにしていると腐りやすいからです。軒下に吊るして保存している所もあります。底には少し風通しよくする工夫をすると、もっと条件はよくなります。

 

夏の食卓に見た目も涼やかでシャキシャキ感の歯ごたえでさっぱりといただきましょう。

    そうめんのようにめんつゆをつけて食べる

    サラダとしてドレッシング、マヨネーズなどで和える

    酢みそやポン酢で和える

 どれも夏らしい一品です。お試しあれ!!保存もよいので部屋飾りとして存在感もあります。カボチャは種類も多く、色、形もさまざまでとてもおもしろい素材です。

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