2011/03/30

鯉屋 つづき

今では、あまり鯉を食べませんが、江戸時代は、出世魚として武士に珍重されたそうです。幕府の正月三が日の料理には欠かせない食材だったり、大奥に出産があると21日間子持の鯉を上納する決まりだったとか。男の子が生まれたり、元服の時には鯉を食べる風習があって、今よりもずっと鯉の需要が多かったそうです。

江戸時代も現代も鯉は鯉ですが、習慣はずいぶん変わっていくものですね。歴史を知っていると日本で暮らしていくことがもっと楽しくなりそうです。江戸遊学ではそんなこともお伝えできればと思っています。

カテゴリー:日々の出来事