2012年1月18日
織田紘二の「歌舞伎とは何か 10のキーワード」第4回
歌舞伎とは何かについて、10のキーワードにそって考える講義も、はや4回目。
織田先生は、講義の前に国立劇場で歌舞伎を見てきたそうで、
辛口?劇評を交えてのスタートとなりました。
今日のキーワードは「見たて」。
国立劇場の演目「奴凧」も、一富士ニ鷹三なすびの見立てが入っているそうで、
黙阿弥の台本にもそう書いてあるんだとか。
お気づきになりましたか?私はぜんぜん気づきませんでした・・・
鷹と富士山はわかりましたが、ナスビは??
実は、幸四郎丈と金太郎君の会話の中にでてくるそうです。
鷹は吉祥を持ってくるとされ、今回は奴が踊りで使う手ぬぐいをくわえてきます。
見立ては日本文化の根幹をなす大切な要素ですが、
今はなかなか分かりにくくなっています。
少しずつ知っていくと楽しみが広がりますね。
講座はまだ2回あります。お申込みお待ちしてます!
投稿:塚本
2012年1月15日
歌舞伎歳時記 1月 初芝居
1月の歌舞伎歳時記のお題は、「初芝居」。
「寿曽我対面」についてお話いただきました。
江戸時代の正月興行は、曽我物と決まっていたそう。
今年も国立劇場の「奴凧」が曽我物ですから、伝統はまだ続いています。
曽我十郎と五郎の兄弟が、親の仇・工藤を討つお話はおなじみですが、
場面ごとに先生の解説を聞きながら型を見ていくと、そういうことだったのかとわかることがたくさんあります。
例えば・・・
なぜ十郎と五郎はバカにされているのか?
→皆が大紋を着ているところに、曽我兄弟は貧しい身なりだから
なぜ対面の場に大磯の虎たちがいるのか?
→館での接待の場に、お酌をする役目で呼ばれているから
などなど。
来月のお題は「鏡曳き」「節分」。
「鏡獅子」を中心に見ていく予定です。
*日程が2/19(日)→2/26(日)に変更になりました
投稿:塚本