日本人が、牛肉を食べるようになったのは、明治維新以降。「牛鍋を食わねば開化不進奴」といわれるほど、牛鍋屋の流行は凄まじいものでした。西洋料理が日本橋や京橋界隈にあったのに対し、牛鍋屋は浅草を中心にした下町に広まったそうです。
その浅草で、明治から続くすき焼の老舗「ちんや」。去年、店主の住吉史彦さんの大胆な発言が注目を集めました。それは、「適サシ宣言」です。本当に美味しい牛肉を食べて欲しいという想いから店で提供するのは「霜降り肉」をやめ、サシの入り方が過剰でない適度な霜降「適サシ肉」にすると宣言したのです。実は、美味しいと感じる肉は脂肪の割合が30%ほどだそう。昨今の過度な「霜降り肉」を良しとする業界に一石を投じたと話題になりました。
店で使われるのは、柔らかく独特の甘みが特徴であるメスの黒毛和牛。豆腐、葱、春菊などの食材も厳選された逸品です。じゅうじゅうと牛肉を焼き、割下醤油の甘い匂いを楽しみながら、熱々のすき焼き鍋を囲む贅沢な時をお過ごしください。
今回、すき焼きとともに楽しんでいただくのは津軽三味線です。新田流二代目の新田昌弘さんの演奏をお聞きいただきます。父で家元の新田弘志さんの指導を受けた昌弘さんは、津軽三味線の全国大会で3度も優勝経験があり、国内のみならず海外でも幅広く演奏活動を行う実力派です。腹の底に響く力強い演奏のみならず、柔らかく繊細で艶やかな音色も得意とする新田さんの津軽三味線をご堪能ください。
浅草すき焼「ちんや」で楽しむ 津軽三味線の音色
【日時】2月10日(土) 12時〜
【会場】ちんや (浅草駅)台東区浅草1-3-4
【料金】 20,800円
(税・サ込、芸能鑑賞、すき焼きコース、お土産付き)飲み物別
※終了しました。
【お申込み・お問合せ】
新日屋(しんにちや)
MAIL:reservation@shinnichiya.com
お申込み・お問合せフォームより
日時 | 2月10日(土) 12時〜 |
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会場 | ちんや(浅草駅) |
住所 | 台東区浅草1−3−4 |
料金 | 20,800円(税・サ込、芸能鑑賞、すき焼きコース、お土産付き)飲み物別 |