宮中の雅楽の中で用いられる楽器、琵琶。七〜八世紀に中国から日本に伝わったとされています。
長く日本で演奏されてきた琵琶は、「楽琵琶」「盲僧琵琶」など様々な種類がありますが、今回ご紹介するのは「薩摩琵琶」奏者の水島結子さんです。
水島さんは、早稲田大学を卒業後、韓国ソウル大学の伝統芸能科に留学するなど、演奏と研究を両立させる数少ない若手実力琵琶演奏家として注目されています。
薩摩琵琶は、大型で柱の高い琵琶を、撥(バチ)で勢いよくかき鳴らし、声・演奏ともに豪放で、自由闊達が特徴の一つです。
「平家物語」などの古典はもちろん、超絶テクニックの激しい弾き方に声を乗せ、歌い、語る迫力の演奏は、初めて琵琶演奏を聴くという人も魅了してきました。伝統芸能を過去のものとせず、現代に通じる音楽として伝えたいという想いが演奏からも伝わります。
会場は、加賀料理の名店「青山浅田」です。
創業350年あまりの浅田は、古都・金沢の文化と加賀料理を味わう宿として、大勢の人を魅了してきました。
その東京の店の一つである「青山浅田」は、外苑前駅から徒歩2分ほどの場所にあり、現代の数寄屋造りの第一人者である建築家が手がけた、都会の喧騒を忘れさせる佇まいとなっています。
料理は、もちろん代々受け継がれた伝統の加賀料理です。
調理法や、盛り付け方はもちろん、とことん厳選された現地の食材を用いることが店のモットー。
カニや甘エビなど金沢港で水揚げされる鮮魚類、金時草や、源助大根などを代表とする加賀野菜、契約栽培の畑で育てた蕎麦粉、さらには料理に用いる水まで、現地石川県産のものというこだわり抜いた食材を使用。
霊峰白山の清らかな水が育んだ山の幸、日本海の豊かな海の幸を満喫できます。
薩摩琵琶の音色を愉しんだあとは、とっておきの加賀料理で至福のひと時をお過ごしください。
加賀料理の名店で愉しむ薩摩琵琶の音色
【日時】9月30日(土)12時〜
【会場】「青山 浅田」(外苑前駅)
【料金】21,600円(税・サ込、芸能鑑賞、加賀料理懐石、お土産付き)ドリンク別
※終了しました。
【お申込み・お問合せ】
新日屋(しんにちや)
MAIL:reservation@shinnichiya.com
お申込み・お問合せフォームより
日時 | 9月30日(土)12時〜 |
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会場 | 「青山 浅田」(外苑前駅) |
料金 | 21,600円(税・サ込、芸能鑑賞、加賀料理懐石、お土産付き) |