日本橋納涼怪談2018が無事に終了。

今年で11回目の日本橋納涼怪談2018が無事に終了しました。満員御礼でした。

日本橋納涼怪談は10年前、日本橋の夏の風物詩として、浴衣で楽しむECOEDO日本橋の一つの企画としてスタートさせた企画です。当初は外資系のラグジュアリーホテル、マンダリンオリエンタル東京で行われていました。今は三越劇場。東京で一番歴史のある劇場で行われています。新日屋の企画の中で歴史ある企画の一つです。

このような素晴らしい企画を長く続けてできることはとても幸せなことです。

出演は怪談噺の第一人者、人間国宝の一龍斎貞水師匠。今年は「真景累ケ淵より 宗悦殺し」でした。師匠は一時期、体調を崩されていたこともあり、それ以来体調が心配なのですが、やっぱり高座にあがるとスイッチが入って、当たり前ですが素晴らしい話芸を披露して頂けました。さすがです。

また貞水師匠の怪談噺の前に一龍斎貞友師匠の講談が行われるのですが、会場の雰囲気を整えてくれ、上手に貞水師匠に繋げてくれます。師匠愛を貞友さんにはいつも感心させられます。師匠と弟子の何とも言えない素敵な関係は日本の文化継承ならではでしょうか。

来年の日本橋納涼怪談2019が今から楽しみです。