ここのところ、朝起きるのが、少し辛くなってきましたね。

季節は秋から冬へ・・・。都心の銀杏もだいぶ色づいてきました。
澄み切った青空に輝くような黄色の銀杏の葉の綺麗なこと!
そして、秋はお月様も綺麗ですね。
中秋の名月はとうに終わってしまったけれど、
毎月巡りくる「満月の夜」が本当に楽しみです。
 
季節・四季があるって素晴らしい。
私たち日本人はこの季節のうつろいがあるからこそ、衣・食・住に工夫を凝らし、
五感で楽しむ、ということが自然に身についてきた・・・そんな気がします。
 
先日は人生の通過儀礼の一つである「七五三」のお祝いにぴったりのお菓子の話をしました。
今回は、身内や自分がお祝いをいただいたときのお話しを少し。
たいてい、いただいたお祝いのお礼(お返し)の場合、熨斗には「内祝」と書きます。
(たとえば、赤ちゃんが生まれたときのお祝い返しに「内祝」と熨斗をつけますよね)
 
 
 
このように 内祝いとは慶事に貰ったお祝いへの返礼品であるという考え方が現代では一般的になっています。
が、内祝いの本来の意味は、決して「お返し」ではないのです。
 内祝いとは文字通り、内(自分のところ)のお祝い、という意味で我が家におめでたい事があったから、
その喜びの気持ちを祝い品という形に変えて皆様にもお分けし、一緒に喜び祝ってもらおう・・・というのが本来の意味なのだそうです。
ですから、お祝いをいただく前に「内祝い」としてお贈りするのが本来の形。
 
ちょっとした内祝いにお配りする、もしくはお祝いをくださった相手に負担をかけず、
でも感謝の気持ちは伝えたい。
そんな時に便利でちょこっと気の利いたお菓子があります!
 
 
 
とっても小さい小さい「感謝の気持ち」
これ、特別注文の月餅なんです。
私はこの二個入りがお気に入り。
内(自分のところ)のお祝の時には「内祝」「感謝」の文字を入れてもらいます。
 
サイズはこんなに小さい!!隣に文庫本をおいてみました。
 
 
本当に一口サイズ。
中の餡は、まろやかな深みのある中華風小豆あん。
すっきりとした甘さで食べやすいのです。
 
こちらでは、用途に合わせて「祝」「寿」「長寿」などのデザインの焼月餅も作ってくれます。
中の餡も四季折々のものがあったり・・・
美味しい緑茶や中国茶をそえてお贈りするのも楽しいですね。 
 
月餅は中国では、おめでたいお菓子のひとつで、旧暦の8月15日の中秋節の時、
家族や親しい友人が集まり、月を愛でて一家円満を願い、この菓子を食べる風習があります。
現在は、中秋節が近づく頃、親しい人やお世話になっている人にこれを贈ることが多いそうです。
 
中秋の名月ではないけれど・・・ここは日本だし♪
こんなに風に「お祝い菓子」に「喜びの気持ち」を表してもらえるなんて粋ですよね!
 
円果天(えんかてん)
【新宿中村屋】 http://www.nakamuraya.co.jp/products/enkaten.html
がお問い合わせ先です。
投稿:N
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