歌舞伎とは何かについて、10のキーワードにそって考える講義も、はや4回目。

織田先生は、講義の前に国立劇場で歌舞伎を見てきたそうで、
辛口?劇評を交えてのスタートとなりました。
 
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今日のキーワードは「見たて」。
国立劇場の演目「奴凧」も、一富士ニ鷹三なすびの見立てが入っているそうで、
黙阿弥の台本にもそう書いてあるんだとか。
お気づきになりましたか?私はぜんぜん気づきませんでした・・・
鷹と富士山はわかりましたが、ナスビは??
実は、幸四郎丈と金太郎君の会話の中にでてくるそうです。
鷹は吉祥を持ってくるとされ、今回は奴が踊りで使う手ぬぐいをくわえてきます。
 
見立ては日本文化の根幹をなす大切な要素ですが、
今はなかなか分かりにくくなっています。
少しずつ知っていくと楽しみが広がりますね。
講座はまだ2回あります。お申込みお待ちしてます!
 
投稿:塚本
カテゴリー:イベントレポート