今日から渡辺保先生の歌舞伎名作選(近松半二篇)がスタートしました。今月は「本朝廿四孝(十種香)」。渡辺保先生は近松半二の作品に感じる色気、艶やかなところが好きだと話しておられました。新しい歌舞伎座が開場してこれから様々な演目がでてくるかと思いますが、その演目にどのような魅力があるのか、どこを注目することでもっと楽しむことができるか、この講座は示してくれます。次回は来週で今週の続きになりますが、五月は「妹背山婦女庭訓 山の段」と途中からでも参加できますので是非、歌舞伎好きな人々に来てほしいものです。

渡辺保先生の歌舞伎への厳しくも温かい視線は歌舞伎の未来のためでもありますね。

 

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