根は薬用として、
昔なつかしい「天花粉」として使われています。

種はまたユニークな形をしていて、
中には20~30個の種が入っています。

カラスウリの種

洗ってよく見ると正面からはカマキリの頭にも見え、
立てると大黒様の打出の小槌に似ていて、
財布の中に入れておくとお金が貯まるといわれています。
また「結び文」にも見えることから、
恋文の別名「玉章・タマズサ」とも呼ばれています。

別名として玉章(タマズサ)、玉瓜、結び状、
ネズミウリ、唐朱瓜、山瓜などといろいろ呼ばれています。
ネズミウリの名で使う時は
「干支」の「子年」の言葉につながるものとして
用いることができます。

あっちへブラブラ、こっちへブラブラ、
TPOに合わせて名前を変える優れもののカラスウリです。

名前の由来は、
この実をカラスが好んで食べるからとか、
いつまでも枝に残っている様子を
カラスの食べ残しに見立ててついたとか・・・。
カラスが好んでカラスウリを食べることはないそうな・・・。

投稿:染子

カテゴリー:日々の出来事