今年もいよいよ終わり。新日屋の最後のイベントは千總さんと祇園一力亭さんで京の魅力を堪能する企画でした。

祇園一力亭は忠臣蔵でも知られたお茶屋さんです。主君・浅野内匠頭の無念を晴らすため、赤穂を出て、京都は山科に居を構えた大石内蔵助が 江戸へ出発するまでの1年余、討ち入りのの決意を胸に秘め、 京都で秘策を練りつつ暮らし、そして世を欺くために通ったお茶屋です。この時期になると忠臣蔵のことを思う。忠臣蔵は日本の心のふるさとです。

この暖簾の中には大切に守られてきた伝統の世界、日本の文化があります。グローバル化した現代でどのようにしてこのような日本の素晴らしい文化を守っていくか、効率重視の現代でどのように対応していくべきか、大変難しい課題であります。

まずは純粋に非日常を五感で楽しんで頂ければ次に繋がっていくはずだと思っています。来年の企画、年末年始で秘策を練らないといけませんね。心のふるさとを失くさないためにも。

投稿 H.Y

 

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