助六大学

助六大学とは

「助六大学」は江戸の中心、日本橋・神田で「江戸・歌舞伎・きもの」を通じて日本を学ぶ市民講座。一流の講師陣による講座と、実際に体験するセミナーがあります。学ぶといっても、堅苦しいのは野暮というもの。楽しみながら知識や技術を身につけていくのが江戸っ子好みです。

講座のご案内

葛西聖司の江戸遊学

葛西聖司アナウンサーが各界で活躍する多彩なゲストから江戸にまつわるお話を伺うトークショー。講座の冒頭では「心に残る名セリフ」と題して歌舞伎・新派などの舞台のお勧めの名セリフもご紹介。


葛西聖司(アナウンサー・古典芸能解説者)
NHKでは「芸能花舞台」や「芸術劇場」など多くの名番組を担当。エグゼクティブアナウンサーとして活躍してきた経験を生かし、司会、インタビューのほか、古典芸能の解説、執筆活動にも取り組む。
織田絋二の歌舞伎舞台裏

長年、国立劇場で歌舞伎の制作・演出を手がけてきた織田絋二さんに聞く歌舞伎の舞台裏。名優たちが舞台に臨む厳しい姿勢と垣間見える素顔など、他では聞けないエピソードが満載。


織田紘二(国立劇場顧問)
国立劇場で40年以上にわたって、歌舞伎および新派他古典芸能の制作・演出に携わる。脚本・演出や歌舞伎・舞踊等の脚本・補綴・演出も手がける。
渡辺保の歌舞伎名作選

歌舞伎の名作をとりあげて、様々な角度から解説していく講座。鶴屋南北篇では、「東海道四谷怪談」など。


渡辺保(演劇評論家)
慶応義塾大学卒業後、東宝に入社。1965年「歌舞伎に女優を」で評論デビュー。東宝退職後は多数大学にて教鞭をとる。「俳優の運命」「四代目市川団十郎」など著書多数。
笹島寿美の日本人の身体と着物

日本文化における帯を結ぶということの重要性を知る講座。帯の持ち方、捌き方や、身体のポイント(丹田)を理解します。海外で装うために必要な知識も身につけられる講座。


笹島寿美(帯文化研究家)
松竹衣裳で歌舞伎や日本舞踊の着付け、東京衣裳でレビューなどの着付を習得。骨格から考えた、独自の着付け理論で、体を保護する着付け、紐一本で着る自然な着付を提唱。笹島寿美の和装セミナー(着付け研究所)主宰。
村上哲次のきもの語り

きものの技法、生地、色、意匠、1つのテーマを掘り下げて、じっくりと学んでいきます。創業1555年、京友禅の老舗・千總の特選きものもご覧いただきます。


村上哲次(株式会社千總 相談役)
京都生まれ、京都育ち。株式会社千總入社後、東京勤務。営業本部長、常務取締役を経て、現・相談役。執筆や講演により着物の啓蒙活動を行う。
体験セミナー

実際に手や身体を動かし、五感を使って、日本の文化を体験するセミナー。普段はなかなか様々なジャンルがあります。一流の講師によるレクチャーで、気軽に和の世界に触れることができます。

【これまでのセミナー】


  • 「遊び香」

  • 「笹島式 男の着付」

  • 「伝統の古武術・居合い」


出演いただいた方々(50音順)
安藤優一郎(歴史家)
麻生圭子(エッセイスト)
磯部らん(きき酒師)
石井かほり(映画監督)
泉川大(アップクオリティ代表)
市川亀治郎(歌舞伎俳優)
一柳英雄(着物アドバイザー)
一龍斎貞水(講談師)
今井豊茂(脚本家)
岩下深雪(江戸浮世人形師)
岩田吉弘(京友禅京小紋伝統工芸士)
入船亭扇遊(落語家)
歌川國真(浮世絵師)
Eita(ヘア&メイクアップ・アーティスト)
海老沢孝裕(松竹衣裳)
太田博(演劇・演芸評論家)
大久保信子(着物スタイリスト)
岡田親(江戸町火消錦絵師)
岡本哲志(法政大学教授)
岡本宮之助(新内)
織田紘二(国立劇場顧問)
尾上菊之助(歌舞伎俳優)
風間杜夫(落語家・俳優)
川崎晴喜(日本橋めぐりの会代表)
神田茜(講談師)
神田京子(講談師)
神田紫(講談師)
神田陽子(講談師)
鏡味仙三郎(太神楽)
河村常雄(元読売新聞文化部記者)
金井勇一郎(金井大道具代表)
金原亭世之介(落語家)
桂小米朝(落語家)
木村孝(染織研究家)
グレッグアーウィン(英語翻訳・エッセイスト)
栗原貴子(きものコラムニスト)
芸者衆(新橋、赤坂、芳町、神楽坂、向島、浅草)
古今亭菊之丞(落語家)
五街道雲助(落語家)
五明樓玉の輔(落語家)
小糸則夫(元近代食堂編集長)
小西千鶴(オフィス花伝院)
小林一夫(おりがみ会館館長)
小林由利(方言指導)
櫻川七好(幇間)
桜川七助(幇間)
笹島寿美(きもの・帯研究家)
五月女利光(江戸小紋職人)
佐藤敬二(京都精華大学教授)
坂田藤十郎(歌舞伎俳優)
三遊亭王楽(落語家)
三遊亭遊雀(落語家)
三遊亭遊馬(落語家)
春風亭一朝(落語家)
下司喜三子(京繍伝統工芸士)
新藤茂(浮世絵研究家・国際浮世絵学会常務理事)
鈴木真樹子(ラッピングコーディネーター)
鈴木多美(イヤホンガイド解説員)
隅田川馬石(落語家)
高橋浩徳(伝統遊戯研究家)
高月美樹(和文化エディター)
橘右橘(寄席文字・書道)
橘家圓太郎(落語家)
玉川スミ(三味線漫談家)
瀧口雅仁(演芸評論家)
田口和弘(音景観研究所)
田中義彦(アトリエカオス代表)
田島輝久(江戸小紋職人・伝統工芸士)
千谷美恵(銀座いせよし女将)
塚田圭一(共同テレビ会長、イヤホンガイド解説員)
鶴澤燕三(文楽義太夫節三味線方)
鶴賀若狭掾(新内)
豊竹咲甫大夫(義太夫)
中村京蔵(歌舞伎俳優)
中村獅童(歌舞伎俳優)
中村松江(歌舞伎俳優)
中村富十郎(歌舞伎俳優)
中谷比佐子(きもの文化研究家)
西浦喜八郎(西浦緑水堂代表)
西形節子(イヤホンガイド解説員・集団日本舞踊21主宰)
西松布咏(長唄)
橋本亨(無外流師範)
坂東三津之助(歌舞伎俳優)
坂東弥十郎(歌舞伎俳優)
ひらのりょうこ(詩人・ライター)
平山秀幸(映画監督)
平松昭子(イラストレーター)
藤間勘恵理(日本舞踊家)
藤山新太郎(江戸手妻師)
富士松小照(新内)
福田彰(福田家会長)
本條秀太郎(三味線演奏家)
ボンボンブラザーズ(曲芸師)
マーク大島(イヤホンガイド解説者)
丸一仙翁(太神楽)
松下幸子(江戸食文化研究家)
みな子姐さん(吉原芸者)
溝縁ひろし(カメラマン)
宮田章司(江戸売り声)
都一中(一中節都派宗家)
村田孝子(ポーラ文化研究所主任研究員)
村林益子(和裁師)
望月太左衛(邦楽囃子方)
矢田勇(江戸型彫職人)
柳家三三(落語家)
柳家権太楼(落語家)
柳家三之助(落語家)
柳家紫文(音曲師)
柳家小里ん(落語家)
柳原紀子(近茶流近茶文庫文庫長)
山形文雄(劇団みんわ座代表)
山口智子(女優)
山村純也(らくたび代表)
山田和(ノンフィクション作家)
山本三千子(「室礼三千」代表)
山本哲士(東京藝術大学客員教授)
山﨑達璽(映画監督)
吉川ちがや(メイクアップアーティスト)
吉沢久子(エッセイスト)
吉田智子(金魚坂七代目女将)
柳亭市馬(落語家)
若柳禄寿(正派若柳流師範)


主な会場

日本橋キャンパス YUITO(ユイト)
YUITOは、飲食や物販店舗と会議室を備えた複合施設。江戸時代より五街道の起点として、多くの人や物が集まった活気ある街・日本橋で、人と人、伝統と新しい息吹を結ぶ施設を目指して「ユイト-結都-」と名づけられました。

住所:中央区日本橋室町2-4-3
交通:東京メトロ銀座線、半蔵門線「三越前」駅(A9出口)直結、JR「新日本橋」駅 徒歩1分


神田キャンパス 神田の家
江戸から続く由緒ある材木商・遠藤家の店舗兼住宅だった建物。材料、仕様に至るまで江戸の職人の技が極められ、江戸の美意識が感じられる。東京に残る数少ない戦前の木造建築として千代田区の有形文化財に指定。

住所:千代田区外神田2-16 神田明神隣、宮本公園内
交通:JR・東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅 徒歩5分


助六大学の夢のキャンパス ~五感で感じる江戸の芝居小屋~

江戸の芝居小屋は、そこに入るだけでワクワクする仕掛けをもった別世界。外観は、酒樽や招き看板、提灯で賑々しく飾られています。舞台と客席の区別はゆるやかで、客席に架けられた橋が舞台になることもあります。観客は舞台を包み込み、役者や裏方とともに舞台を作るのです。観客は、思い思いの格好で座り、菓子や弁当を食べたり、会話をしながら、くつろいで芝居を見物しました。

そんな江戸の芝居小屋は、子どもからお年寄り、外国の方まで、だれもが楽しみながら江戸文化を五感で体験できる夢のキャンパスです。かつて芝居町があった日本橋に、江戸の芝居小屋を復活させましょう。


「絵本・夢の江戸歌舞伎」服部幸雄・文/一ノ関圭・画(岩波書店刊)より