芝居茶屋

「芝居茶屋」とは

江戸時代の芝居は、芸を観るだけでなく、着ていく着物や食事も含めてトータルで楽しむものでした。身を置いているだけで気持ちが高まり、日常を忘れさせる空間で、美味しい食事とともに、芸能を楽しむ。料亭のお座敷で楽しむ芸能は、無機質なホールとは全く違います。着物で参加すればお客様も主役。ぜひお洒落をしてお出かけください。

空間

季節を感じさせる室礼がされた極上の和の空間


食事

吟味された素材による旬の味覚


芸能

磨き上げられた伝統の至芸


【料亭】
○新橋 金田中
日本三大料亭の一つともいわれる大正年間創業の老舗名料亭「新ばし金田中」。舞台を備えた大広間は華やかな雰囲気です。

○芳町 濱田家
日本橋人形町、玄冶店跡地に建ち、ミシュラン3ツ星で国際的にも高い評価を得る料亭「濱田家」。

○紀尾井町 福田家
「美と味覚の調和」という魯山人の美学を受け継ぐ日本屈指の名料亭。旅館だった面影を感じさせるくつろぎ感が魅力。

○赤坂 浅田
慶應三年創業。料理素材を金沢から直送する加賀料理の名店。赤坂花柳界の艶やかな雰囲気を感じていただけます。

○新橋 米村
新橋演舞場からすぐにある割烹「米村」は、江戸前の味を守る名店。

○浅草 草津亭
創業130年の老舗「草津亭」。武家の饗宴料理を起源とする江戸懐石を味わえます。

○築地 治作
隅田川沿いで明るく開放感のある「治作」。大小様々の部屋。

○神楽坂 うを徳
「婦系図」のモデルといわれ、神楽坂でもひときわの風情を漂わせる「うを徳」。花柳界らしいしっとりとした雰囲気。

○日本橋 ゆかり
親子三代にわたり宮内庁出入りを許された老舗割烹。モダンな建物の地下には、木の温もりをいかした隠れ家のような空間が。

○明神下 新開花
文人墨客に親しまれ、開花三十六席にも選ばれた明治の料亭・開花楼。その伝統を今に受けつぐ「新開花」。

芝居茶屋 劇場鑑賞後に料亭で役者のトークショー

江戸時代の裕福な人々は、芝居が終わると芝居茶屋の二階に席を移し、贔屓の役者を招いて賑やかに酒宴を催しました。その楽しさを芝居茶屋 新日屋が復活。舞台を終えた歌舞伎役者を料亭に招き、古典芸能に精通した葛西聖司アナウンサーを聞き手に役者の人間的な魅力にもスポットを当てるトークショー。つい先ほどまで舞台に出演していた本人を間近に見ることで、観劇の楽しさが大きく膨らみます。


【開催実績】
坂田 藤十郎 紀尾井町福田家(2006年)、祇園一力亭(2007年)
中村 富十郎 紀尾井町福田家(2005年)、新ばし金田中(2006年)
市川 團十郎 紀尾井町福田家(2010年)
中村吉右衛門 新ばし金田中(2005年)
片岡仁左衛門 新ばし金田中(2005年)
坂東三津五郎 新ばし金田中(2007年)、紀尾井町福田家(2011年)
中村 橋之助 紀尾井町福田家(2005年)
市川 亀治郎 浅草田甫草津亭(2006年)
市川 染五郎 ザ・キャピトルホテル東急(2012年)

講座&鑑賞 事前レクチャー付き劇場鑑賞

劇場でライブの芸能を観ていただきたいという思いから、歌舞伎・文楽の上演に合わせて、古典芸能の第一人者による事前講座と劇場鑑賞をセットにした企画。講座は、これから見る演目のポイントを短い時間で、わかりやすく簡潔にレクチャ-。鑑賞の直前に聞くので、見どころも忘れません。掘り下げた解説で、初心者だけでなく上級者も新たな発見があります。講座からチケットの手配、幕間の食事(文楽はお弁当)まで全てセットになっているので、初めての方でも手配の心配がありません。料金は「講座」+「1等席チケット」の料金にお食事代が含まれたお得な内容になっています。


芝居小屋巡り 各地に今も残る芝居小屋を巡り空間の楽しさを体感

芝居見物のひと時を、最高に楽しむために作られた特別な空間が「芝居小屋」。劇場が近代的なビルに建て替えられていく今、入っただけでワクワクする非日常の空間を体験しに行きましょう。

四国こんぴら歌舞伎

こんぴら歌舞伎鑑賞と芝居小屋(金丸座・内子座・脇町劇場)を訪ねる旅。現存する芝居小屋としては、日本最古と言われる「金丸座」をはじめ、大正モダンの香り漂う「内子座」や懐かしい昭和情緒に溢れる「脇町劇場」を巡る芝居小屋ツアーです。金丸座では、江戸時代にタイムトリップした空間での芝居見物(四国こんぴら大芝居)を体験します。


桧枝岐歌舞伎

福島県奥会津地方にある檜枝岐(ひのえまた)村で、江戸時代より代々伝えられてきた奉納歌舞伎の上演に合わせたバスツアー。個人ではなかなか行けない芝居小屋へご案内します。「千葉之家花駒座」の役者は全て村民で、国指定重要文化財の神社境内にある坂が自然の観客席。夕闇が深まる中、露天での鑑賞は、その昔上演された雰囲気を伝えます。歌舞伎ファン必見。