つきじ治作で楽しむ名物水たきと江戸の手妻

2017/02/18

1931年に創業した老舗料亭「つきじ治作」。文明開化華やかなりし頃の中心地であった中央区明石町に今もその佇まいを残しています。建物は、三菱財閥の岩崎家の別邸を買い取ったもので、およそ1000坪もの敷地は、都会の真ん中にあるにも関わらず、静寂で贅沢な空間となっています。この老舗の大広間を会場に鑑賞していただく、江戸の奇術・手妻の企画。前回、夏に開催し大勢の方に楽しんでいただきました。

前回は、手妻の鑑賞後に、名残の鱧を楽しんでいただきましたが、今回は、冬に合わせて熱々の水たきをご用意致しました。

実はこの水たき、つきじ治作の原点ともいえる味なのです。

つきじ治作の初代総料理長兼店主の本多次作は、それまで日本各地で、数多くの料理店を成功させてきました。満を持しての東京進出で売り出したのが、評判だった水たき。ただ、これまでの地方と同じ味ではなく、東京人の味覚に合わせなければならないと、水たきの製法だけを伝え、東京の料理人に改めて作らせます。料理人が変われば、料理の味も変わる。幾多の試行錯誤の末に、つきじ名物の「鶏の水たき」が完成したそうです。

その味を守るのは「水たき番」と呼ばれる水たき専門の調理人です。代々たった一人が大役を任され伝統の味を守ってきました。厳選された徳島の阿波尾鶏と玉葱で作る水たきは、シンプルながらも旨味が凝縮した濃厚な味わいだと、人々を虜にしています。

そんな築地の老舗で、芸を披露していただくのは、江戸手妻の第一人者、藤山新太郎さんです。

前回の参加者の方からは、「初めてみた手妻は、江戸の風情が感じられて本当に楽しかった。また治作の建物と手妻がとてもマッチしていた」という声もいただきました。芸術祭賞を三度も受賞した新太郎師匠は、手妻の種類も豊富なため、一度ならず何度でもその舞台を楽しむことができます。江戸から続く日本伝統の奇術・手妻、そして冬の醍醐味ともいえる熱々の水たきの味をご堪能ください。

 

【日時】2月18日(土) 18時半開演(18時開場) ※手妻鑑賞60分 鑑賞後お食事

【会場】つきじ治作 (築地駅)中央区明石町14−19

【料金】25,000円

(税・サ、水炊き、ドリンク、手妻鑑賞、お土産付き)