演劇評論家・渡辺保さんが、歌舞伎の名作をわかりやすく解説する講座。
4月からは義太夫狂言三大名作の一つといわれる「仮名手本忠臣蔵」。
おなじみの演目にも新しい発見があります。

「仮名手本忠臣蔵」
2世竹田出雲、三好松洛、並木千柳の合作。全11段。赤穂義士の討入りを題材に、時代を『太平記』の世界にとり、師直による判官の妻顔世御前への横恋慕から、苦心の末に由良之助以下の四十七士が討入りを遂げるまでを描く。

2015年　4月開始
渡辺保の歌舞伎名作選　～仮名手本忠臣蔵篇～

【講座スケジュール】
第1回　4/18（土）　大序・鶴岡の饗応
第2回　4/25（土）　二段目・諫言の寝刃
第3回　5/9（土）　三段目・恋歌の意趣
第4回　5/16（土）　四段目・来世の忠義
第5回　6/6（土）　五段目・恩愛の二つ玉
第6回　6/20（土）　六段目・財布の連判
第7回　7/18（土）　七段目・大臣の錆刀
第8回　7/25（土）　八段目・道行旅路の嫁入
第9回　8/29（土）　九段目・山科の雪転し
第10回　9/19（土）　十段目・発足の櫛笄、十一段目・合印の忍び兜

【時間】土曜日　15時～16時半
【会場】YUITO（ユイト）5階または6階（三越前駅）
【料金】10回23,000円/1回3,000円
【講師】渡辺保（演劇評論家）
慶応義塾大学経済学部卒業後、東宝株式会社に入社。1965年『歌舞伎に女優を』で評論デビュー。東宝退社後は、多数大学にて教鞭をとる。著書、受賞多数。

※10回23,000円のお申込みは満員御礼で締め切らせていただきました
※1回ごとのご参加の方は、ご予約お問い合わせください。